とうとうこの日がやってきてしまいました。夏休みの最終日。部員の皆さんは、二学期に向けて、準備万端ですよね。(確認)管理人も何とか、無事に二学期を迎えられます。
毎年夏休みの最終日は、我が家の飼い猫の紹介をしています。「練習日誌じゃない」という声も聞こえてきますが、一方で、「あの猫はどうしている」というお問い合わせもいただきます。年に一度のことということでご容赦を。
ちょうどこの練習日誌を始めて二月ほどたったある日、母猫に置き去りにされてしまった子猫が我が家にやってきました。以来、縦横無尽に我が家を駆け回っています。もうすぐ7歳。最近では、若干落ち着きが出てきたような気もしますけど…。気のせいか。

相変わらず、マイペースな生活をしております。
2014.08.31
| 練習日誌
「流れ星」のこと、第6弾です。
流れ星の舞台には開口部が5か所あります。上下にそれぞれ1か所。舞台奥へ向かう廊下、食器の搬入口、そして、庭に出る欄間の部分です。開口部が多いとそこから袖が見切れないようにするため、必然的にパネルの量が多くなりがちです。なるべく少なくしたいのですが、脚本の指定もありまた、役者の動線上全ての開口部が必要になりました。
見切れ防止用にパネルを置くのはもちろん、それだけではリアリティーがでないので、欄間以外の出入り口には暖簾を用意することにしました。担当は小道具チーム。出来合いのものを買ったり、借りたりしてくるのかと思ったら、もともとあった縄のれんを除いて、3つの暖簾を自分たちでつくり出したのには、びっくりしました。
廊下に向かうところの暖簾は、シーツから。「白すぎてシーツにしか見えない」ってダメ出ししたら、タマネギを使って染色し、淡い黄色にした上で刺繍まで施してくれました。手洗い入り口の暖簾は、呉服屋の店頭で安売りされていた反物(1,000円だったかな)を、アレンジして暖簾に改造しています。
小道具チームに限らず、全てのスタッフが、そうやって少しでも場にあったものをつくりだそうとする意欲が、今回の舞台美術を支えているような気がするのです。もちろん、まだまだ課題は多いのですけどね。

左側は元反物、右側が元シーツです。
2014.08.30
| 練習日誌
二学期へ向けての準備は進んでいますか?管理人はどうにか二学期を迎えられそうな気がします。やれやれ。予定表を更新しました。こちらも二学期へ向けて準備万端です。
緑高校の玄関には、いろいろな部が獲得した賞状や楯を展示している一角があります。演劇部の賞状もここに飾られています。賞状だけだと味気ないので、毎年舞台写真も一緒に飾っています。これまで飾ってあった「ウエディング・ドレス」と「七人の部長」から、「流れ星」へ。写真も交代です。

こんな形で飾ってあります。
「流れ星」のこと、第5弾です。
今回のお芝居では、現代-過去-現代という具合に時間をいったりきたりします。作中の人物のうち二つの時代にまたがって登場する謙作とどんぴさんは、当然時間の経過とともに若返ったり年を取ったりします。そのためタイムマシンが稼働するたびに、衣装もメイクも変えなければなりません。
今回は舞台袖に衣装チームとメイクチームが待機して、一人の役者を複数のスタッフで着替えさせたり、メイクさせたりしていました。出番が迫る中、時間との戦いで、緊張の連続だったと思いますけど、よく頑張りました。日頃の稽古がものをいいましたね。普段は、調光室や屋外など、舞台とは別世界でいろいろな課題に取り組んでいた両チーム。これからも、よりよい舞台を目指して、研究を進めていきましょう。
2014.08.29
| 練習日誌
相変わらず、二学期に向けた仕事が…。いや少しずつ片付いてはいますけどね。がんばらねば。
といいながら今日は、午後からタクフェス「夕-ゆう-」の公演を観劇に部員たちととも名鉄ホールへ。「流れ星」の作者、宅間孝行さんの作・演出の作品です。こんなタイミングで名古屋に来るなら、これは見なければね。幸い、保護者の方のご厚意で、チケットも入手できたので…。尽力いただきありがとうございました。みど高演劇部では、昨日(27日)から31日にかけて分散して観劇することにしました。

やってきました、名鉄ホール。
14時開演ということで、現地集合でしたが、日頃、名駅界わいなどと縁のない部員も多く、道に迷う者が続出。本当にみんな高校生ですか?何とか時間前にみんな揃い、いざ劇場へ。舞台はもう…。何と言ったらいいか。「圧巻」という言葉で足りるのかという素晴らしさでした。はい。とにかくお客様に対するサービス精神が旺盛。開演前の仕掛けとか、劇中での撮影タイムとか、公演後のダンス&熱唱タイムとか…。最後の最後にトークの時間まで。本当にあっという間の三時間半でした。

撮影タイムの一枚。サービス精神、全開でした。
タクフェス「夕-ゆう-」、名鉄ホールでの公演は8月31日まで。まだ若干お席もあるようですので、ご興味のある方はぜひ。おすすめですよ。
演劇部の夏休みイベントは、これで終了。いよいよ二学期です。夏休みも残りわずか。せっかくの休みです。上手に時間を使って有意義に過ごしてください。

終演後、外に出たら…。空はすっかり秋空でした。
2014.08.28
| 練習日誌
夏休みもあとわずか。管理人は二学期が無事迎えられるように、仕事中です。締め切りが迫らないとできない性格を何とかしないと。(三回目)
中部大会出場をお祝いする横断幕を、生徒会とPTAの皆さんが作ってくださいました。ありがたいことです。さっそく、外からも見える憩いの広場のフェンスに掲示しました。緑高校の生徒や近隣の皆さん、そして文化祭に来てくださる皆さんにもいいアピールになることでしょう。ちょっと気恥ずかしい部分もありますけど…。
せっかくの皆さんの心遣いに恥じないように、これからもいい舞台を創り上げていってください。頼んだよ。

中部大会出場記念の横断幕です。
2014.08.27
| 練習日誌
今日も湿度の高い一日でした。
中部大会の上演許可書が届きました。既成脚本を上演する身としては、許可が下りることは分かっていても、なんとなく許可書が来るまでは落ち着かないものですよね。オフィスセレソンの皆様、迅速な対応をしていただき、ありがとうございました。
今日は部活動指導者研修会。午前中は学校でその準備をしていました。昼食後、南文化小劇場へ。ちょっと早く着きすぎましたが、さらに早く着いていたみど高演劇部の部員二人(こりんとのむ)に荷物を持たせて、劇場へ。今回のテーマは大道具。客席から舞台の様子が分かるように、ビデオカメラとプロジェクターも用意しました。14時スタートでしたが、市立高校の演劇部顧問16名と演劇部員48名が参加してくれました。
講師の稲生さんは、これまで南文化小劇場でわれわれの大会を支えてくれたスタッフの一人。一つ目のテーマはきちんの直角なパネルを作ること。それなりのノウハウがあることや、ポイントさえ押さえれば意外に短時間出てきてしまうことが、お分かりいただけたのではないでしょうか。部員の皆さんが、釘打ちやのこぎりなどに積極的に手を挙げてくれたのが良かったです。
二つ目のテーマは、美術バトンから物を落とす仕掛け。シンプルな仕掛けを使って、いろいろなものを落とすことができるのが、わかりました。ほかにも、いろいろな場面で応用がききそうな仕掛けでしたね。
皆さんのご協力のおかげで、部活動指導者研修会を無事に終えることができました。講習で作られた3×6のパネルは、厳正なじゃんけんの結果、名東高校演劇部が引き取ってくれました。講師の稲生さんをはじめ、南文化小劇場スタッフの皆様、参加してくださった顧問及び演劇部員の皆様、ありがとうございました。

パネル作成中。のむ、カメラマンありがとう。
2014.08.26
| 練習日誌
明日は、名古屋市立高校の部活動指導者研修会が南文化小劇場で行われます。市立高校の演劇部の顧問と生徒の皆さんが、全部でおよそ80名ほど集まります。全二回の一回目。大道具のつくり方と美術バトンを利用した仕掛けについて、教えていただく予定です。今日はその準備をしていました。一応、準備万端。明日が楽しみです。部員の皆さんは、13時半には南文化小劇場へお願いします。
「流れ星」について、第4弾です。
今回に限らず、緑高校のお芝居は、部屋の中で行われる一場ものが中心です。(本当はそうでないお芝居も結構やっているんですけどね…ついでに言うと学園ものだって結構やってるんですけどね)場面が変わらないので、舞台となる場所をしっかりと作り込むことが基本です。その際に欠かせないのがパネル。今回もずいぶんたくさんのパネルを使いました。これらのパネルは、この10年間に作りためてきたものです。毎回パネルを使うお芝居をするので、以前のパネルを再利用しながら、数や種類を増やしてきました。最も古いパネルは10年前から使い続けています。
よく、幕間で「この舞台装置を作るのにどのくらい期間がかかっていますか?」という質問をいただきます。今回の大道具ということなら三か月ほどですが、歴代の部員たちが、その時々に出してくれたアイデアやノウハウが詰まったパネルなので、そういう意味で言うと、「10年かけてここまでできました」というのが、管理人の正直な感想です。歴代の部員みんなの想いのこもったパネル、これからも大切に引き継いでいってもらいたいと考えています。

パネルの裏には歴代のお芝居の名前が書かれています。
2014.08.25
| 練習日誌
「流れ星」のこと、第三弾です。
「流れ星」というタイトルですから、劇中に星空が登場するのは必然です。「星」となれば舞台での定番は、星球。でも、レンタルすると結構お金がね。なら自分たちで、ということで、10年以上前に前任校で星球を作ってしまいました。
星球では、麦球(小さな豆電球)を使ったものが一般的ですが、自作の星球は発光ダイオードを使いました。今ではずいぶんと安くなりましたけど、当時、他の色に比べて10倍の値段だった白色のダイオードの色が、とても星らしかったので、これを中心にして一部に青や橙なども混ぜて作られています。配線自体はシンプルなものですが、ダイオードから伸びる極細の電線二本(行きと帰り)を1本にまとめる作業が大変で、前任校の部員たちが総出で作ってくれました。大勢で作っているので、電線のより方にも個性が出ているのが面白いです。
光は星っぽいダイオードですが、向きが大切で、きちんと客席方向を向いていないと、よく見えません。吊り込みの時には、一つ一つ手作業でできるだけ客席の方へ向けるという地味な作業が必要なのが欠点です。あと、素人の工作なので、すぐに断線してしまい、使うたびに修理が必要なことも。
そんな星球ですが、これまでに前任校で2回、みど高演劇部で3回、公演に使われました。レンタルすることを考えたら、元は取れたかな。顧問として勤めた二校に関わる星球。これからも大切に使っていきたいアイテムです。

電線を巻いてある糸巻きのようなものも手作りです。
2014.08.24
| 練習日誌
展示部門はすでに始まっていますが、愛知県高等学校総合文化祭−アートフェスタ−の舞台部門が、今日と明日、愛知県芸術劇場で行われます。
今日は大ホールで、郷土芸能やマーチング、バトントワリングなどがあり、緑高校の和太鼓部が出演します。また、明日はコンサートホールと小ホールで、吹奏楽や合唱、演劇などの公演が予定されています。演劇では、明日、10時から中村高校、14時から名東高校が、それぞれ県大会の作品を上演します。
県下の文化部が集まる夏の祭典です。お時間のある方は、ぜひ足をお運びください。
2014.08.23
| 練習日誌
管理人は、今日も学校で二学期に向けての作業を続けています。締め切りが迫らないと出来ない性格を本当にどうにかしないといけません。(反省)
「流れ星」のこと、第二弾です。脚本が決まると、管理人の次の仕事は舞台美術。配役や潤色は、演出部や三役の二年生がしっかりとやってくれるので、ほぼノータッチです。舞台をどうするか、部員にイメージを描かせて、それを元に考えますが、昭和(しかも高度経済成長期!)の下宿屋はイメージしにくかったようです。そもそも、下宿屋って今でもあるんですかねえ。管理人は学生寮だったので、基本それをイメージしましたけど…。
幸い、脚本の冒頭に舞台について詳細なト書きがあったので、それを参考にプランを考えました。メインは下宿の食堂、上手に厨房、下手に手洗い、上手奥に廊下と玄関、庭の奥には下宿部屋の外壁(窓付き 開閉あり)…。今回も持っているパネルをフル稼働することになりました。このパネルを使い始めた頃(10年前)には、8×4というサイズが標準だったのですが、いつの間にか8×6というパネルが標準になっていて、近頃の部員たちは、その分重くて大きいパネルを運ばされています。気の毒に。それにしても、今回はずいぶん大掛かりになってしまいました。(これも反省)
今年も、模型を作って、出はけや見切れを確認する作業、次に持っているパネルを実際に建ててアクティングエリアの確認、その後パネルを作り始めるという手順で作業を進めました。5月の連休明けに、手間のかかりそうな奥の外壁から取り掛かり、室内の飾りまで全部の作業が終わったのは大会三日前くらい。大道具チームは良く頑張ってくれたと思います。お疲れ様でした。

舞台の模型。いつのように1/40サイズでできています。
2014.08.22
| 練習日誌
今日は学校説明会。朝から大勢の中学生の皆さんが緑高校を訪れてくれました。
10時から体育館で全体会。校長と生徒会長の挨拶のあと、これまでは学校行事についてのビデオを見てもらっていたのですが、今年は学校紹介のプレゼンテーションを行いました。担当は演劇部2年のみゆっきーさん。もともとビデオのナレーションをお願いしていたのですが、管理人の気まぐれで、「ビデオをやめてプレゼンにしようと思うけど、中学生1000人くらいの前でできる?」と訊いたら、「できます」って即答だったので、プレゼンになりました。いい度胸です。即答するだけのことあって、見事なプレゼンテーションでした。

管理人の無茶振りに応えてくれて、ありがとう。
全体会の後は学校見学に。皆さんが見たいところを自由に見学します。演劇部も舞台に「流れ星」のセットを設置して、見学者をお迎えしました。見学者が一度にやってきてちょっと混乱した昨年の反省を生かして、小グループを少しずつ流れ作業で誘導する方式を、自分たちで考えていたようで、スムーズに見学してもらえていたようです。

下のほうに並んでもらって、舞台へ誘導しています。
舞台上では役者チームのエチュード大会が…。(何で無謀な)案の定、かなりすべり気味だったようです。みど高演劇部の役者は、セリフさえあれば何とかするんですけど、アドリブとなると…。ねえ。ご覧になってあきれた方もいらしたかもしれませんが、今度はセリフがあるとどうなるか、ぜひ文化祭などで確認してみてください。
調光室から外へ出てみると、なぞの案内が…。

大道具体験っていったい…。
そう、大道具さんたちが、自分たちの仕事も分かって欲しいということで、外に、「なぐり体験」だの「ドリル体験」だの「パネル体験」などのコーナーを作って、かなづちで釘を打ってもらったり、電動ドリルでネジを打ったもらったり、パネルに…。「パネル体験」っていったい何?まあ、要するに大道具さんの仕事をアピールしてました。

中学生の皆さんも楽しそうでしたね。
衣装メイクチームも負けじと、部員の一人にドレスを着せて、勧誘に回っていました。もっとも中学生の皆さんからは遠巻きにされていた気もしますけど。でも、こういうシチュエーションで、ドレス着て堂々と勧誘にいけるという度胸がすばらしいと思います。みど高演劇部のお芝居でドレスを着る機会なんで、ほとんどありませんけどね。

ドレス隊。がんばって中学生をたくさん連れてきてくれました。たぶん。
管理人は裏方の仕事で、手が離せなかったので、カメラを無理やり演出のじゅりさんに押し付けて、「撮っといて」ってお願いしたら、「わかんない、わかんない」(菅野美穂でお願いします)って言ってた割には、いろいろ写真を撮ってくれました。ありがとう。
今年は100人以上の中学生の皆さんが、演劇部を見学していってくださいました。中には、地区大会を見てくれた方もいたようです。ありがたいことですね。中学生の皆さん、今日は学校説明会に来てくださって、ありがとうございました。
ということで、夏休みの予定は26日の「部活動指導者研修会」とタクフェスの観劇の二つだけになりました。まだ夏休みは11日もあるので、部員の皆さんは二学期早々「残念な部員」にならないようにしっかり努力をしてください。ところで管理人の夏休みって、いったい…。
2014.08.21
| Comments(2) | 練習日誌
明日、8月21日(木)は緑高校の学校説明会です。
というわけで、昨日不調だった公演映像の動画を直し(何とか使えるようになりました)、会場のセッティングやリハーサルを行い、明日の本番に備えました。準備万端です。あとは演劇部の残務整理。横断幕を発注したり、運送代金やカラーフィルター代金を振り込んだり…。細々としたものを一つずつ片付けていました。
では、学校説明会の告知です。
緑高校 学校説明会
9時30分 受付開始 10時 開始 ・体育館での全体会
校長・生徒会長挨拶
学校紹介プレゼンテーション
・校内見学(校舎内やグラウンド、体育館などを見学できます)
12時頃終了予定(見学を終えた方から随時解散です)
演劇部では、校内見学の時間に「流れ星」の公演で使用した大道具を体育館舞台に設置して、中学生の皆さんの見学をお待ちしています。演劇部に興味をお持ちの皆様、ぜひ体育館舞台へお越しください。部員一同、心よりお待ちしています。
2014.08.20
| 練習日誌
21日(木)は緑高校の学校説明会。大勢の中学生の皆さんが、緑高校を見学に来てくれる予定になっています。
説明会で行う、プレゼンテーションの準備は管理人の担当です。パワーポイントを用いてのスライドづくりと、演劇部員が読む予定の原稿の用意は終わりましたが、せっかく自分が作るのだから、演劇部の公演映像も少しだけ加えてみようと欲を出したのがあだに…。
公演の映像自体は30秒程度を予定していたのですが、映像ファイルがものすごく重い上に、使ったPCのスペックが低くて、ファイルを読み込むだけで、待ち時間20分という具合。どうにか編集を終えて書き出してみたら、音声トラックが全く再生されないという不具合が…。踏んだり蹴ったりです。とりあえず映像はできたので、音声トラックはもう一度入れ直しということに。30秒の映像に2日がかりとは…。なんだかなあ。
2014.08.19
| 練習日誌
演劇部はお休み中です。今日は、学校説明会に向けて準備をしていました。会の一部を部員に手伝ってもらう予定です。「愛される演劇部」ですから。頼んだよ、お婆さん。
「流れ星」のことを紹介していきたいと思います。この作品は、皆さんご存知の「東京セレソンデラックス」により、2006年に初演されました。幻冬舎より出版された「純愛戯曲集」に収蔵されています。この戯曲集、作者の宅間孝行さんによれば、セレソンの「切ない作品」のベスト版とのことで、確かに切ないお話が4本も掲載されています。
今年の上演作品を探すにあたり、周りの人に手当り次第に「何か面白いお話はありませんか」と尋ねていたら、部員の一人から、宅間さんの別のお芝居の名前があがりました。(こちらも純愛戯曲集に収められています)当初はそちらの作品で、と考えていたのですが、上演にあたっては、いろいろな意味で相当の覚悟が必要と思われ、よりライトな「流れ星」に決まりました。結果的にはこれでよかったと思っています。元は2時間の長編を、時間制限があるとはいえ1時間にするのは、かなりしんどい作業で、演出部を中心によくがんばりました。
そんな純愛戯曲集に掲載されている「夕‐ゆう‐」の公演が8月27日~31日に名鉄ホールで行われます。もちろん主演は宅間さん。お時間のある方は、足を運んではいかがでしょうか。かなり「切ない」こと請け合いです。
2014.08.18
| 練習日誌
緑高校演劇部Webページ「みどりのまきば」が、今日で開設7周年となりました。
もともと、県大会の後することがなくて、当時担当していた、情報の授業の勉強のつもりで始めたのがきっかけでした。まさかここまで続くとは…。近年では、このサイトがみど高演劇部に入部するきっかけとなった、という部員もあらわれたりして、驚いています。でも、こうした場が、先輩後輩をつなぐ場となったり、中学生へのアピールとなったり、保護者への連絡の場となったり、また、気が弱い管理人の、部員に直接言えない不満を吐き出す場として役に立っているうちは、がんばって続けていこうと思っています。
8年目に入る「みどりのまきば」。これからも、みど高演劇部の日常をお伝えしてまいります。どうぞよろしくお願いします。
2014.08.16
| 練習日誌
演劇部は活動休止中。この期間に普段は部活動で時間を取られていて、出来ないことに積極的にトライしてもらいたいと思っています。映画見に行くとか、美術館を回るとか…。勉強は普段からするのが当たり前ですから。
中部大会の結果が一日遅れで本日の中日新聞朝刊県内版に掲載されました。うっかり見落としそうな大きさですが、それでもマスメディアの影響力は大きくて、職員室で何人かの先生から、おめでとうと言っていただきました。ありがたいことですね。あっ、ちなみに記事中の名城は正しくは名城大附属、県大会の開催期間は七日~十一日です。

8月14日付け中日新聞朝刊より転載。
2014.08.14
| 練習日誌
今日から演劇部は活動休止です。これまで、期末考査最終日(7/4)からノンストップで40日間、一日の休みもなしでやって来たので、部員の皆さんはゆっくりと休んでください。あっ、もちろん課題は進んでいますよね。(確認)
管理人もお休み、というわけにはいかず、残務整理に追われています。トラックの運送費の請求とか、中部大会の上演許可申請とか、校門に掲げる横断幕の準備とか、学校説明会のプレゼンづくりとか…。まあ、もっと早くにやっとけばよかったことも多いのですけどね。そう、締め切りが近づかないと始められない性格がね。
これからしばらくは、練習が無くネタもないので、随時の更新になります。今回の舞台「流れ星」に関する様々なこぼれ話をご紹介できれば、と考えていますが、どうなることやら。
2014.08.13
| 練習日誌
上演を終えて、今日は学校で朝から反省会でした。
まずは舞台の片付け、そして昨日の公演のビデオ鑑賞、さらに各自の反省やダメ出し、最後に解禁となった刺激物祭りだったらしいです。(詳細は良く分かりませんけど…)ただ一人、閉会式に向かう演出だけは、胸が一杯でよく食べられなかったようですが…。
12時に緑高校を出発。13時ちょっと前に愛知県大会閉会式の会場となる中村高校へ到着しました。時間どおりに閉会式が始まり、支部長挨拶、生徒講評副委員長による生徒講評の総評(とてもしっかりした講評でした)、代表校選考過程についての説明と続き、最後に優秀賞及び奨励賞が発表されました。変則日程にもかかわらず、昨日深夜まで講評活動と選考を行ってくださった、講評委員会、顧問審査員、専門家助言者の皆様、本当にありがとうございました。
愛知県大会の結果です。
優秀賞(中部大会出場校 上演順)
中村 「ヤマタノオロチ外伝」
東海学園 「無条件で私を愛して抱きしめて」
滝 「トキントキンでドキンドキン」
一宮 「Everybody せい!」
名城大附属 「マイ・ナンバー」
緑 「流れ星」
上記以外の学校に奨励賞が贈られました。
緑高校演劇部はありがたいことに、みたび上演する機会を頂きました。これがどれほどありがたいことか、当事者である部員の皆さんにはまだ良く分からないかもしれません。本番を重ねることでしか向上できない部分が、お芝居には必ずあるわけで、大勢のお客様の前でもう一度上演する機会を頂いたからには、さらに稽古を重ねてより完成度の高い舞台を目指してもらいたいと思います。みんな、お疲れ様でした。
みど高演劇部の活動は明日からしばらく休止です。次回は8月21日の学校見学会です。来年の新入部員を獲得するためにも、中学生の皆さんに日頃の活動内容をしっかりと見てもらいましょう。

優秀賞、頂きました。
2014.08.12
| Comments(2) | 練習日誌
愛知県大会、本日最終日を迎えました。台風のため上演日程が変更になり、今日は7校上演という大変ハードなスケジュールになりました。
みど高演劇部も本日が本番。午後から上演に向けて、大道具の移動やら発声練習やら…。開演時間へ向けて緊張感が高まっていきました。18時前に仕込みを開始。今回管理人は何をするでもなく、仕込みチームの作業を見守るだけでした。みんな手際よくできていたと思います。

道具の仕込み中です。
上演は7番目。一番最後の上演です。17時50分開演、18時50分終演ということで、果たしてこんな遅くまでお客様が残ってくれるのかという心配があったのですが…。大勢のお客様にご来場いただきました。さらに、実行委員会の皆様に、「端の席は見にくいから、中央でどうぞ」という放送まで入れていただきました。何せ間口4間しかないお芝居なので。ご配慮いただき本当にありがとうございました。

大勢に皆様にご来場いただきました。端に空席があるのは、放送のおかげです。
お芝居は本当に良くがんばっていました。やはり「本番に強いみど高演劇部」というジンクスは生きていたようです。音響も照明も仕掛けもうまくいったし…。地区大会から二週間、いろいろ考えた甲斐がありました。終演後の幕間討論会まで、大勢のお客様が残ってくださり、たくさんのご意見をいただけたのも良かったです。

公演の様子です。
終演後は道具の搬出と学校での搬入作業が待っています。今回は副顧問の先生にも手伝っていただき、部員を使って作業ができたので、ありがたかったです。最初から管理人は何もせず、見てるだけにするつもりでしたけど。昨日がんばったから、このくらいの特典はあってもいいはず。みんなががんばってくれたので、あっという間でした。お迎えに来てくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

体育館へ搬入しています。
というわけで、愛知県大会は閉会式を残すのみとなりました。運営に携わった知多地区の顧問、生徒実行委員の皆様、愛知県支部の皆様、専門家助言者、顧問審査員、生徒講評委員の皆様、そして愛知県大会に関わったすべての皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。やはり知多地区の実行委員会は「県下最強」でした。明日は、9時から反省会。そして、13時から中村高校にて閉会式が行われます。

おまけ。裏方最強伝説『HIPHOPの妖精2世』チーム。どうしても載せろというので…。
2014.08.11
| 練習日誌
台風11号の接近に伴い大荒れの一日となりました。深夜に暴風警報が発令され、4日目の上演は朝から見合せとなりました。それでも、いつ再開されるかが分からないので、大道具を出さなければならず、8時過ぎに学校へ。舞台上の大道具を積み込みました。いつもは部員たちに「もっとしっかり運べ」とか「そんなのも運べないのか」とか勝手なことを言ってましたけど、その部員たちが警報で登校できないわけですから大変です。あの量の大道具を少人数で運ぶのがどれほど大変か、今日は身にしみました。

積み込みまでにたっぷり一時間。何とか出発していきました。
管理人も、一路半田へ。途中の道路では、雨と風がすごい勢いでちょっと怖い感じ。何とか会館へたどり着くと、ちょうどトラックがやってきました。もちろん実行委員も家で待機なので、知多地区と県支部の顧問の先生方が道具の搬入をしてくださいました。皆様、本当にお世話になりました。重いパネルばっかり作ってごめんなさい。
搬入を済ませたので、あとはすることがありません。会館のロビーでひたすら警報が解除されるのを待ちました。15時の段階で大雨警報はほとんど解除されたのに、暴風警報が残ったまま。結局、警報が解除されたのは17時を過ぎた頃になりました。解除が分かった瞬間には、ロビーにいた関係者から拍手が起こっていました。
何とか1校でも上演をということで、19時からの横須賀高校の上演が決まりました。関係者が精一杯回りに働きかけて、開演前には観客も訪れ、無事上演が行われました。舞台と客席にある種の一体感を感じたのは管理人だけではないと思います。横須賀高校の皆さん、お疲れ様でした。
明日は最終日。名東、一宮、藤ノ花女子、尾北、旭丘、名城大附属、緑の7校の上演がおこなわれます。仕切り直しです。台風一過、すっきり晴れ上がった青空のように素敵な舞台がお見せできるように、部員一同がんばります。17時50分開演という遅い日程ではありますが、皆様ぜひご来場ください。
2014.08.10
| 練習日誌
少し荒れた天気となり始めた今日は県大会3日目。今日は6校の上演が予定通りに無事行われました。とっても大きく括ると、マイノリティー(少数派)に対するマジョリティー(多数派)の無理解について描かれたお芝居が多かったかな。三日間通して、熱演なのにセリフが聞こえない舞台がいくつもあってもったいないなあと思います。劇場が広いし、管理人の耳も遠くなっているので仕方ないのかな…。きっと若い高校生たちには聞き取れているんだよね。
上演後、みど高演劇部は吊りものの吊り込み作業がありました。時間の連絡の不徹底で、当初の予定通りに始めることができず、運営サイドの皆様にご迷惑をおかけしました。済みませんでした。あと、準備が不十分だった気がするな。明日は本番。こんなことのないように全員が気をつけてください。
明日はいよいよ本番です。現時点(8月9日21時05分)では、緑高校は予定通り、10日14時10分に開演する予定です。暴風警報などが発令された場合は、明日の遅い時刻または、あさってに延期される可能性があります。変更があった場合には、このブログにてご案内いたしますので、明日は頻繁にチェックしていただけると幸いです。
明日は横須賀、名城大附属、尾北、緑、旭丘の上演が予定されています。雨にも負けず、風にも負けず熱演が繰り広げられる予定ですので、皆様ぜひ半田市福祉文化会館(雁宿ホール)へご来場ください。部員一同、お待ちしています。
2014.08.09
| 練習日誌
県大会2日目。今日は、5校の上演がありました。家族、学校や社会での人間関係を題材にしたお芝居が、目立ちました。学校での生徒同士の関係って、本当にこんなにドロドロしてるのかな?まあ、デフォルメした方が、お芝居向きなのはわかるけど…。
今日は、上演後に後半上演組のリハーサルが行われました。みど高演劇部もリハーサルを行ないました。時間は10分。地区大会よりも5分短いので、要領よく進める必要があります。今回は、舞台監督と演出がしっかりとプランを立て、事前に手順の確認を十分に行っていたので、きわめてスムーズに進めることができました。

リハーサル前。扉の前で待機中です。

リハ中です。予定通りテキパキとできていました。
リハ後の最終確認で、気がかりな情報が…。台風11号の接近に伴い、暴風警報が発令された場合の進行に関わることです。暴風警報が発令された場合、以後の上演は警報解除まで行わず(当然ですが)、警報発令中に上演予定だった学校の上演は、後へ回すとのことでした。緑高校演劇部の上演は10日14時10分開演予定ですが、状況によっては10日のさらに遅い時刻や、11日に変更になる可能性があります。警報が出ないことを祈るのみです。上演日や開演時刻の変更があった場合には、このブログにてお知らせする予定です。
明日は、刈谷東、豊橋中央、千種、岡崎商業、南陽、知多翔洋の6校が上演します。今のところ予定通りに上演されます。雨が予想されますが、皆様のご来場をお待ちしています。
2014.08.08
| 練習日誌
愛知県大会が今日から開幕しました。みど高演劇部も朝から参加しました。電車で降りるべき駅を乗過ごし、遅れた部員もいたようですが…。それにしても、みど高演劇部ってもっと部員がいたような気がするんだけど。自分たちのお芝居を見てもらうのに、他校のお芝居は見てません、なんてあり得ないはずだけどな。それぞれ事情はあるのでしょうけど、優先順位が違ってるんじゃないの。
今日は開会式と6校の上演がありました。今日は家族のあり方を問う作品が多かったなあ。それにしても高校演劇の家族劇に登場する子どもたちって、例外なく、いじめにあっているかまたは親子関係に問題を抱えているのは、なぜなんだろう。そうでないとドラマにならないのかなあ。
明日は、3日目以降の上演校のリハーサルが予定されています。みど高演劇部もリハーサルがあります。17時20分~30分の10分間。時間は短いけどやることは山盛り。集中していきましょう。
明日は向陽、名古屋南、安城学園、滝、愛知淑徳の5校の上演があります。お時間のある方は、ぜひ雁宿ホールへ足をお運びください。

やってきました。雁宿ホールです。
2014.08.07
| 練習日誌
明日から愛知県大会。というわけで、大会前最後の練習日でした。
昨日、ちょっと空気が緩かったので苦言を呈したせいか、今日は朝から精力的に取り組んでいました。今回のお芝居では、ちょっとした仕掛けがありますが、朝一番にその仕掛けの練習。地区大会よりも改良が進み、確率も上がってちょっと安心です。

みんなして仕掛けを見上げています。
大道具チームは、目隠しパネルの最終段階。反ってしまったパネルを直したり、塗装をしたり…。なんとか間に合いました。ただ、学校の舞台では奥行きがないので、きちんとプラン通り建てられるのは本番のみ。そこだけがちょっと心配ですね。あっあと、目隠しのパネルが一袖に届くかもね。
役者たちは、午前と午後に二回の通し稽古を行いました。ずいぶん良くなってきたのではないかな。一週間、みんながんばりましたね。上演時間は二回とも57分台に収まって一安心です。明日からは全員では稽古できませんけど、各自でできることはたくさんあるはずなので、悔いのないように取り組んでください。
最後に荷造り。なるべくコンパクトにまとめたつもりですが、それでもずいぶんな量になってしまいました。忘れ物がないかを確認し、解散しました。

今回の荷物。結構な量になりました。
明日からは愛知県大会。いろいろな学校のいろいろなお芝居をしっかりと見て、そこからたくさんのことを学んでもらいたいと思います。まずはいい観客になることを心がけましょう。愛知県大会初日の明日は、中村、豊田東、菊華、桜丘、刈谷、東海学園の上演が行われます。お時間のある皆様、ぜひ雁宿ホールへお越しください。
2014.08.06
| 練習日誌
快晴の一日でした。まさに真夏です。練習中にぐったりしている人も見られたので、水分や塩分補給、体の冷却をしっかりとおこなって、体調管理を万全にしてください。
昨日の舞台下見で、衝撃の事実が発覚しました。舞台の一番手前にある袖幕(一袖)が「せめ切っても7間4尺までしか閉まらない」ということです。7間2尺と思いこんで、目隠しの8×6のパネルを作ったわけですが、それではまだ袖幕に届かないということになります。管理人的には「一尺だし、そのままでもいいか」と思っていたのですが、大道具チームは真面目なのでパネルの幅を増やす作業に取り掛かりました。8×6を8×7にする作業です。一日かけて何とか出来上がりましたが、パネルとしては不出来でずいぶん反ってしまっているので、明日もう一度手直しが必要になりそうです。みんな疲れてたしね。

一尺増やすだけなのですが、これがなかなか…。
役者たちは、削ったシーンを足したり別のシーンを削ったりして、上演時間の調節をしていました。もう何がどうなったのか、管理人にもよくわからなくなっています。今日の通し稽古では、58分台に戻ったらしいので、多分削ったところの方が多かったんだろうな。小道具も音響も最後の最後まで、細かい手直しに追われていました。
というわけで、残された練習日は明日を残すのみ。明後日からは県大会が始まります。最後の一日なので、時間を有意義に使って、実りある練習にしてください。
2014.08.05
| 練習日誌
今日は県大会の舞台下見でした。
下見があるため午前練習となり、集合は朝8時といつもよりやや早目に。場ごとの稽古のあと、通し稽古。上演時間は60分オーバー。追加したシーンがまずいのか?考えないといけませんね。スタッフも公演へ向けての準備を進めました。午前11時に解散。役者と一部スタッフは半田へ、他は下校しました。
午後は舞台下見。半田市福祉文化会館(雁宿ホール)へ行って来ました。管理人とっては、2002年の県大会と2004年の中部大会では愛知県支部の役員として、2008年の県大会では上演校としてお世話になった劇場です。過去三回の印象通り、やっぱり間口の広い舞台でした。みど高演劇部の大道具なんか舞台の半分くらいにしかなりません。本当に大きな舞台です。

本当な大きな舞台でした。

舞台から客席を見ると、こんな感じ。
半田での大会といえば、やはり生徒実行委員会ですね。運営を担当する知多地区の生徒実行委員会は県下でももっともよく動く実行委員会の一つとして知られています。今日も、受付から全体会、下見各校別の打合せまでテキパキと働いていました。運営サイドががんばっているので、上演校としてもよい舞台をつくることはもちろん、集客にもしっかり取り組まないとね。周りに積極的に声をかけてください。
半田を出たのは午後5時前。長い一日でした。みんなお疲れ様。
2014.08.04
| 練習日誌
曇天の一日でした。気温は高くないけれど、蒸し暑い。不快な天気です。そんな天気にも負けずに今日も一日頑張っていました。もっとも、役者は教室だから、快適だったはずですが…。
スタッフチームは、公演に向けて最後の準備に取りっかかっています。パネルの細部を塗装したり、人形に番号を書いたり…。逆に言うと、大道具も小道具もそろそろ準備が整って、することがない状態になっているわけです。それはあまり良いことではないですよね。こんな時こそ自分たちですべきことを考えないといけません。やらなきゃいけないことって結構あるはずだけどなあ。

新たに作った目隠しの側面を塗っています。

大道具チーム。釘・ねじ箱の整理整頓をしてくれました。
いつも練習の最後で、建て込みとバラシの稽古をしています。今日も建てたりバラシたりを3セット行いました。実際の劇場だと、搬入口はもっと遠いし、パネルを置くのにも待ち時間ができたりするので、今やっているようには行かないはず。でも、普段からあわてないできちんと建てたりバラシたりすることが大切だと思います。時間も大切だけど、パネルがずれてないかとか、壁にかけてあるものが傾いていないかとか、そんなことに一人ひとりが自然に気を配れるといいですね。
いよいよ舞台監督会議です。舞台に立ったり、機材に触れる機会は限られているので、役者、音響、照明さんはしっかり見てきてください。午後の練習がないので、明日は8時集合です。間違えないようにね。
2014.08.03
| 練習日誌
世の中は土曜日のようですが、曜日に関係なくみど高演劇部の練習は続いています。
昨日、「ペンキが足りなくなるのがわかっているなら、なぜ事前に手を打っておかない」と大道具チームを説教しました。先を読んで動かないとね。ところがです、管理人が昨日ホームセンターで買ったペンキを、出掛けに家に置いてくるという失態をやらかしてしまいました。最近この手のうっかりが多くて、本当に落ち込んでいます。仕方がないので、いったん家にペンキを取りに行く羽目に…。何で家と学校を二往復もせねばならぬのか…。
キャストは、教室で一日稽古をしていました。どうなんだろう。良くなっているのだろうか?管理人は、お芝居は稽古すればするほど良くなると信じているので、きっと進歩しているはずですね。目に見えないくらいかもしれませんけど…。

教室での稽古でした。涼しそう。
大道具チームは、とりあえずすることがなかったので、袖の整理整頓をしてくれました。ずいぶんきれいになりました。ペンキが届いた後は、追加のパネルの塗装、そして人形をつける作業をテキパキと片付けました。パネルはこれで一応完成。今回は0番から15番まで(途中に0.5番と5.5番)を含む全部で18枚のパネルで舞台を飾ります。多分、過去最多だな。しかもほとんどが8×6だし…。スタッフチームは、仕込みも頑張ってください。

人形立てをつけているところです。
今回のお芝居では、二つの時代をいったりきたり…。その時代の差がわかりにくかったので、違いを出すためにいろいろな工夫を考えています。スムーズに転換できるような工夫をしたり、アイテムを追加したり…。小道具さんが考えてくれたのが、椅子を変えること。そのために、小道具チームが、昨日からせっせと縫物仕事に精を出してくれています。今のところうまくいっているようです。

小道具チーム、がんばっています。
愛知県支部の公式WEBに県大会の上演日程がアップされました。県大会まで、あと5日。出来る努力は全部尽くして臨めるといいですね。
2014.08.02
| 練習日誌
夏、真っ盛りな一日でした。みど高演劇部は今日も朝9時からの練習でした。
役者たちは、直した方がいいと思われる部分を、とにかく繰り返し練習するのみ。正解というものはないので、いろいろ試してみるしかありません。管理人が見た限りでは、良くなったと思われる部分が多い気がしますが…。暑い中、みんなよく頑張っていますね。ただ、人が揃わないと出来ない場面も多いので、役者は体調の管理に気を配ってください。
スタッフチームも各自の仕事を。小道具さんは椅子の直しで手こずっていました。試行錯誤の繰り返しです。何度も粘り強くトライして、どうやらこれでいけそうという方法を見つけ出しました。粘り勝ちですね。大道具チームは、パネルの製作。今日中にできるはずが、ペンキ切れで明日に持ち越し…。そのあたりは先を見通しておいて欲しかったな。することがなくなって、舞台袖の整理整頓をしてくれました。随分きれいになっていました。「整頓魂」ですね。
役者チームは時々休憩時間がありますが、今日はみんな扇風機に殺到していました。この暑さですから仕方ありません。風を一人占めしたり、扇風機と一緒に動いてたり、風をめぐる醜い争いが繰り広げられていましたね。もっとみんな仲良く風に当たったらいいのに…。

扇風機をめぐる熾烈な争い。誰かこのテーマでお芝居作って。
2014.08.01
| 練習日誌